坂道の多い神楽坂。
多くの横町や路地があったり、神社やお寺も多く、情緒あふれる町並みは、
ただ歩いてるだけで知的好奇心が刺激されます。
かの文豪たちも、石畳の坂を上がったり下ったり、
時にネコをかまったりしながら、ぶらぶら散策を楽しんだことでしょう
ふと書店を見かけ、立ち寄る。
しばし物色した後、数冊買って表に出る。
どこかから太鼓の音が聞こえてくる
そんな町の風景。
神楽坂にある、本屋さん。
本店 | 東京都新宿区神楽坂6-8 |
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電話 | 03-3268-5858 |
【月~金】11:00~21:00 【土】11:00~20:00 【日】13:00~20:00 祝日の営業については不定期となっております。 |
[ぶん]と[ゆう]の祖先は、代々文豪たちに可愛がられていた。
物心ついた頃からおじいちゃんから聞かされていた、[ぶん]と[ゆう]は、「ぼくたちが神楽坂の文学を守っているんだ」という使命感を持ち、文悠書店の守りネコとして活躍中。
文悠書店で扱う「本」については、店主よりも詳しいと自負している。
[ぶん]
おしゃれで情報収集が得意。
人の為になることをすすめたい、
世話焼き、ちょっとおせっかい。
本が売れるとうれしい!
[ゆう]
好きなものは好き。
いいものはいい。
売上に関係なく本音でおすすめ。
でもちょっとマニアック。
東京23区の中心に位置する神楽坂。交通の便もよく、土日はたくさんの買い物客や観光客でにぎわいます。
そんな神楽坂の歴史は古く、1300年頃、群馬県赤城山の豪族が神楽坂に移り住んだのが始まり。徳川家康が江戸に来たときには、町と言えるのは神楽坂周辺しかなかったと言われるほど由緒正しい町なのです。
神社の多かった神楽坂は江戸時代にも縁日がたくさん行われ、江戸文化が発展していきました。
その当時の風情を残した神楽坂は歴史と文化の町であります。また同時に、趣のある料亭、おしゃれなフレンチレストランなどが立ち並び、グルメの町としても楽しむことができます。
女子会で、デートで、一人でも。ワンランク上のオトナ女子に密かに人気スポットとして評判の神楽坂。
賑やかなメイン通りから一変。無数にある路地に入ると、趣のある和文化とオシャレな「フランス」が溶け合った不思議な世界が広がります。レストランやカフェ、雑貨店などオシャレで凝った外観のお店が多く、撮影スポットにも最適。
初めての方は個性的な佇まいに、一見入りにくいと思われるかもしれません。ところがそれがかえって魅力と感じるオトナ女子。お友だちや彼を誘って、普段味わえない上質で贅沢なひと時をお過ごしください。
その趣のある街並みから多くの文豪たちに愛された神楽坂。
菊池寛や与謝野鉄幹・晶子夫妻が訪れた履物屋、尾崎紅葉、北原白秋、石川啄木などが愛用した原稿用紙を扱う店、毘沙門天善国寺の縁日は「坊ちゃん」にも描かれました。
花街の名残の残る芸者新道、船着き場のあった軽子坂、大名屋敷のあった本多横丁、一度入ったら迷ってしまうことから名づけられたかくれんぼ横丁・・・
文豪たちが石畳を歩く情景に思いを馳せながら散策すれば、彼らの下駄の音が聞こえてくるような気がします。